ソフトバンクみまもりケータイ3の新規購入について

最近、ソフトバンクでみまもりケータイ3の新規一括0円をやってるようです。

カメラのキタムラで全国的によくやってたようですが、3月になってかなり減って来てるようです。私は自分の子のためにちょうどみまもりケータイを探してたんですが、この売り方なら自分でももう1回線ほしいくらいです。

というのも、

・新規一括0円 (端末の価格が無料、実質ではなくて真の0円)
・基本料2年間0円
・契約事務手数料無料

という条件だったので、ほんとにただ端末もらって今月からの請求にはユニバーサル料3円しかかからないからです (2年間) 。

ケータイって安いと思って買っても最初の料金の請求のときになって、「あれっ?思ったより高い」って思う事がありますが、この契約なら安心そうです。

子供が持つために買いましたが、MNPの弾として2年間放置しても総額で48円しかかからないので、お得ですね。GPSがついてるので追跡端末としても需要あるみたいです。

携帯電話会社、ケータイの保有率が高くなってMNPでの客の奪い合いになってますから、初めてケータイを持ってくれる新規顧客は大事にして早めに親と一緒にのキャリアに固定するのは大事な戦略ですね。
親子が同じキャリアになれば、親がMNPしたい、子がMNPしたいって時の強力な抑止力になりますら。

みまもりケータイ3に関しては子供用端末ということで、発信先3件、着信元までも20件までの制限がありますから誰にでも電話したりできません。

発信の3件はほぼ家族になると思いますが、ソフトバンクは家族どうし24時間通話無料なので月3円で使えるトランシーバーがわりになります。家族でなくても話したい相手に渡してあげてもいいですね。


第35回NDS参加してきた。古いKindle端末を活かす話 #nds35

第35回長岡IT開発者勉強会参加してきました。自分の発表について、「詳細はWebで」なんて書いておきながら、なにも準備していなかったので、このエントリをもって発表にかえさせていだきます。

電子書籍が流行ってて、高解像度重視タブレットが注目されるのもわかりますが、僕は「いや違うんだ」と伝えておきたいです。高解像度でiPadやKindle FireなんかがいいのはPDFや自炊スキャンしたマンガみたいな固定レイアウトの話であって、それは確かに高精細大画面が望ましい領域なんですが、リフロー形式のテキスト系の書籍の場合はでっかい画面はそんなに必要なくて、むしろ軽いことが嬉しかったりするんですよ!電子書籍=固定レイアウトではないので、iPad MiniやKindle端末みたいな軽い端末にもいいところはあると思うので、小さい端末も見捨てないで!それを発表で伝えるのを忘れたのでここに書いておく。

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さて、私の発表ですが、要約すると、古くなったKindleをJailbreakして自作Kindletを動かして時計として使おうという話です。まだ未完成なので今後完成度を上げて公開していきたいです。あ、ここで私が使っているのはKindle4(non touch)という世代でして、今売ってるKindle paperwhiteではないです。ご了承ください。

手順としては、Jailbreakして、ssh接続して、開発キット用jarファイルを取り出してから、開発、署名後、keystoreとともに配備するという手順です。

KindletはjavaプログラムでAppletライクなコードで簡単につくれますが、Kindleで動かすためにはjarファイルに署名が必要です。署名はするためのkeystoreを自分で用意してKindle内に配備されているkeystoreを自分のものと置き換えてしまうというハックが行われています。

Jailbreak後のKindleで動かすアプリが色んな所で公開されているわけですが、それを自分のKindleに入れるには自分のKeystore用に署名しなければならないわけです。それって面倒なんで「みんなでこのkeytstore使おうぜ!署名するときは、このdntest、ditest、dktestってkeyで署名しよう。パスはこれな」という形で共用keystoreが知れ渡っています。このkeystoreを使うことで署名済みのKindletをすぐに端末に入れることができます。

keyまで公開されたkeystoreをダウンロードして使うなんて一般的には危険な発想なのですが、まあKindle自体が大したことができる端末ではないのでリスクと引き換えに利便性を求めたというのはアリかなと思います。ただこういった手法は一般的には危ないことだと知っておかないといけないです。

Jailbreak

こちらに書いてある方法でできます。これでSSHでアクセスできるようになります。

SSH

これもこちらを参考にしました。
SSHで接続できるのですが、普通にネットワーク経由でアクセスするわけでなくて、USB接続してそれをUSBネットワークとインターフェースで接続します。wifi経由でつなげるわけではないです。passwordは私のはmarioではなくて、シリアル番号から算出されるパスワードの方でした。

sshでアクセスできればkindle内部を色々いじれるのですが、usbネットワークでつないでいるときと、実際に起動するときはブートするときのパーティションが違うようです。最初それをしらなくて「あるべきところにあるはずのファイルがない」と苦戦しました。


# mount /dev/mmcblk0p1 /mnt/base-mmc

こんな感じでマウントして、その配下からファイルを見つけないとダメでした。

開発用jarファイル取得

こちらを参考にしました。
kindletを開発するためにKindlet用のライブラリが必要にあります。Kindle端末から取得します。さきほど書いたようにマウントしてその配下から取得する必要がありました。先ほどのように /mnt/base-mmc にマウントした場合は、
/mnt/base-mmc/opt/amazon/ebook/lib/Kindle-1.3.jar
になります。

開発

これでKindletを開発できます。Javadocはこちらです。
こちらが参考になりました。

プログラム的には、そんなにとりわけて書くことがないのですが、ハマった点として一定間隔でKLabel上の時刻表示を書き換えていたのですが、書き換わらなくて苦戦しました。
コンポーネントを使っていても描画タイミングは自分で制御しなければならないようです。Swingの感覚としてはコンポーネントに変更を加えれば、コンポーネント側が適切なタイミングで適切な範囲で再描画すると思ってたのですが、自分でrepaintを行って再描画しないとダメでした。
UIスレッド外から更新していることになってるのかも。。Kindletで提供しているTimerを使っていれば大丈夫と思ったのですが、SwingWorkerとかinvokeLaterみたいなのも見当たらないで、変更後に自分でrepaintしています。。

署名

自前でkeystoreを用意して、kindleに入れてもいいのですが、他の野良Kindletも入れたいとなると、先程も書いたように共有Keystoreが楽です。
こちらから、developer.keystore.2012-11-06.zipを取得します。

マウント後のKindleの例として以下の場所のdeveloper.keystoreを(バックアップして)置き換えます。
/mnt/base-mmc/var/local/java/keystore/

で、このkeystoreにあるdktest,ditest,dntestで署名します。パスワードはpasswordです。仕様なんですがdk, di, dnで始まる3つの署名が必要らしいです。


jarsigner -keystore developer.keystore -storepass password Test.jar dktest
jarsigner -keystore developer.keystore -storepass password Test.jar ditest
jarsigner -keystore developer.keystore -storepass password Test.jar dntest

配備

jarファイルに署名したら、拡張子をazw2に変更して、kindleをUSBストレージ接続後のdocumentsフォルダに配置すればOKです。文書と同じようにアプリが並びます。

まだアプリとしてはラベルを更新するだけの寂しい時計なので、もうすこしかっこ良くしたり、天気を取得したりできるようにしたら公開しようかと思います。

それでは快適なKindletライフを!


食洗機が不調になったので自前で部品交換したった

今や据え置き型食洗機メーカーは大部分が撤退してしまって、残ってるのはパナソニックぐらいなんです。時代はビルドインですよねー。

うちが買う時にはビルドインは値段が高い割に性能は低いらしい。ゆえに据え置き型にしようという判断だったのですが、今はどうなんでしょう?

今では撤退してしまったTOTOの食洗機なんですが、コンパクトさと性能では現在の最新機種にもない逸品のようです (妻談) 。水を飛ばしてこびりついた汚れをこそげ落とす技術に関しては、さすが、別製品での研究の成果があるのか一日の長があるというものです。

さて、2006年製のTOTO食洗機「EUD510E」なんですが、調子悪くなって、水を給水してくれなくなりました。

先日分解してみたら、給水タンク内にゴミやカビが詰まってて動かなくなってました。これを掃除することで動くようにはなったのですが、数ヶ月前から給水するのにものすごく時間がかかるようになってきてて、そろそろ買い替えか…ビルドイン?パナソニック?と思ってました。

ところがネットで調べると、「給水電磁弁というパーツが劣化してきて給水しなくなる。パーツは代替品がある」という情報を得たので、パーツを注文して交換作業しました!

給水電磁弁パーツは食洗機の最深部にあって、そこまでたどりつくには、背面パネル、側面パネルを外した上で、逆さまにひっくり返して底を開けて、基盤を外した奥にあります。 (側面パネルは無理すれば片方は外さなくてもいける)

前回の分解時に、逆さまにすると水が漏れると知ったので、今回は風呂場に持ち込んで万全の体制で挑みました。

底を開けると、基盤と配線が繋がっているので底を持ち上げながら配線を外す必要があります。

基盤のしたにあるこの半透明パーツが、給水電磁弁のあるバルブです。

ホースなどを外して、バルブだけ交換します。

これが交換品ですが、ぱっと見違いはわかりません。綺麗なくらい?

そして、これを交換して動作確認してみると、勢い良く給水されるようになり完全復活しました!

今までは給水がチョロチョロだったせいか、給湯器がガスの着火状態にならなかったのが、ちゃんとお湯が出るほどの水量で給水するようになりました。

食洗機は食器を洗いながら他の仕事ができるという大変便利な文明の利器です。

パーツ交換したおかげで、あと5年くらい延命できたでしょうか。

それでは快適な給水電磁弁ライフを!