Fire TV Stickが届いた

AmazonのFire TV Stickが、プライム会員なら3000円オフの1980で買えるっていうんで、「2000円ならAndroid端末として買ってもいいか」って感じで買ってみました。買った時はすぐ届くのかと勘違いしていたのですが、発売日まで1ヶ月くらい待った感じです。

結論としては、やっぱりスティック型ってこんな感じだよね。って印象で旧でもApple TVの方がいいかなって思いました。たぶん旧AppleTVよりもスペックはいいと思うんですが、この差はなんなんでしょう。AppleTVのUI最適化は素晴らしいです。本格的にFire TV使いたいなら箱型の方がいいんじゃないでしょうか。

感想

Fire TV Stickは、Androidベースの独自OSで、ホーム画面なんかはヌルヌル・サクサクと動きます。

おかげで、Amazonプライムビデオなんかをテレビで見るには十分に使えます。動画コンテンツに簡単にアクセスできて、プライム対象のビデオは見放題なのでこれは便利だと思います。(プライムビデオのコンテンツも値段の割に結構そろってたし)レンタルや購入のビデオも同じように並ぶのでそれは注意しなければなりません。

アプリ

Fire TVの特徴としては、Androidアプリが動くっていう点があります。旧Apple TVは提携したアプリしか使えませんでしたが、Fire TVはAndroidアプリとして作ってストアに置けばインストールすることできます。(新Apple TVはtvOSというジャンルでアプリインストールを開放した)

Huluやニコニコ動画なんかはアプリを起動して動画コンテンツを見られるということになります。

Androidアプリが動くことは動くのですが、Androidはスマートフォン・タブレットなどのタッチインターフェースを前提として作れているのでリモコンのカーソルキーで快適に動作させるにはそれ用に最適化されてないと使いづらいのです。十字キーで選択を移動させて決定っていうのが基本操作です。

また、ホーム画面での動作はヌルヌルアニメーションしたりしたのに、アプリ上のUIはアニメーションもなくなってカチカチ切り替わる感じなったりしますし、動作はモッサリした感じなりました。

ニコニコ動画はわりとFire TV Stick用に最適化されているアプリだと思いますが、Huluなんかはかなり使いづらかったです。でも動画再生している間は別に気になりません。

ニコニコ動画をテレビで見られるっていうのは、現状のApple TVではできないことなのでわりと期待したのですが、プレミアム会員になってないせいか画質が気になって使い物になりませんでした。動きの少ないゲーム実況とかなら問題ないかもしれませんが、キラキラと動きまわるような動画はブロックノイズがひどいです。(プレミアム会員ならどうなのかは未確認)

コメントも見られるので面白いです。コメントの表示方法としていわゆるニコニコ動画のように流す方法や、テロップ状に流す方法、動画とコメントを分けて表示する方法などが選べます。非表示もできます。

リモコン

十字キーと決定キー、戻る、ホームボタンなどがありつつ、動画プレイヤー用のボタンがあるので便利です。Apple RemoteのようなiPhoneアプリでのリモコンもあります。検索などの文字入力やログイン時の入力はiPhoneアプリのリモコンから入力したほうが楽です。リモコンだけだと「ふっかつのじゅもん方式」です。アプリを使えば音声入力もできるので、高い方の音声認識リモコン買うほどでもないかなって印象です。

ゲーム

Andoridなのでゲームアプリもあります。Fire TV Stickはそんなにスペック高くないので「カジュアルゲーム」のみ対応ってことなのですが、すでにHuluなどのモッサリ操作でうんざりしてたので、カジュアルゲームとはいえ やる気がまったくおきませんでした。絶対スマホでやったほうがいいと思います。スティックじゃない箱型の方はコントローラと合わせていい感じで遊べるんでしょうか。

まとめ

私の使い方としては、Huluをメインで観られて、プライムビデオもTVで観られて、たまにニコニコもTVで観られたらいいかもって感じを想定してました。
結果、プライムビデオ以外のUIがもっさり過ぎて使いづらかったので旧AppleTVに戻しました。TVつけてHulu観るってとこまでの動線で考えればAppleTVのUIのほうがはるかに優れてます。
Apple TVでもプライムビデオはAir Playすれば閲覧できます。新AppleTVにプライムビデオアプリが出てくれれば嬉しいのですが、競合ハードだしでないでしょうか。

スリープ機能までの動線が長くて、「これ見終わったあとにどうすべきなんだろ」って気になりました。まさかシャットダウンはしないと思うのですが。

Apple TV持ってなくて、プライムビデオをメインで観るって人には端末安いしオススメできます。むしろUIが皆無なChromecastの戦略はスティック型には正しいかなーって感想です。

限定セール時に1980円で買ったのですが、Android端末、HDMI微延長ケーブル、マイクロUSBケーブル、USB充電アダプタがセットで2000円ならお得だと思いますね。

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火の鳥とかブラックジャックが今日だけ50%OFFで即買いした

これは今日だけ11/3までの注目セールです!火の鳥、ブラックジャックなどの手塚治虫作品はいつまで立っても色褪せない名作なのですが、このKindle版がまとめ買いという全巻買いで50%OFFでセールしています!!

セールは10/29の今日限りなので買うなら即断です。(11/3まで延長になったようです)

私は文庫版の火の鳥を持っていてたまに出して読むのですが、Kindleならそれをいつでも持ち歩けて便利!それが今日までなら2,298円で買えるなんて!これは即決しました。
未来編の壮大な設定や、望郷編の禁断なところとか好きです。

でもKindle版ってもしかしてギリシャローマ編ないんですかね。

火の鳥全巻が2,298円で場所を取らずにAmazonが無くなるまでどこでも持ち歩ける!!!!!

ブラックジャックにいたっては、22冊6,956円が3,478円です!

その他のセール対象品はこちらです。Kindle 手塚治虫本 50%OFF セール 11/3まで

2015/11/02追記
10/29限りとの情報だったのですが、11/2の09:00現在では、(11/3まで)という表記になっていました。延長になったようです。買い逃した方は急いでどうぞ。


長岡IT開発者勉強会 #nds44 に参加・運営してしました

10/17にNDSとして第44回、JAWS-UG長岡として第2回に参加してきました!

前回のJAWS-UGはAWSのハンズオンという形で初心者向けだったのですが、今回はいろんな面でAWSを使ってきた人や、新機能を試してみたという色々な知見が集まった回だったと思います。ちょうどAWSのイベントre:inventの開催直後だったこともあって、新サービスを試してみたという話が充実しました。

自分の発表内容はこちら

re: invent 報告 @wokamoto

ラスベガスのAWSのイベントに参加してきたという報告です。e: inventで発表された新機能・サービスについては日本でも話題になりましたがそのおさらい的なセッションです。

wokamotoさん的には水g…じゃなくてAurora DBの東京リージョン対応か嬉しかったとのことです。

Docker + AWS @hayajo

はやじょさんのセッションは、s3にDockerコンテナイメージを置いてそこからイメージを取得してEC2上で動かすという内容でした。
dockerはまだあまり使いこなせてないのですが、仮想環境まるごとではなくプロセスの実行環境をイメージ化して動かすというもので、EC2でdockerコンテナ動かしてもEC2のインスタンスの課金が通常通り発生するので注意が必要です。

予め「時間がヤバイかも。dockerは知ってるよねって感じで進めます」って聞いてたのですが時間が概ねピッタリでした。そもそもdockerとはというセッションが前の発表者にあればよかったですね。

ScalaとSQSで作るジョブキューシステム @neko_gata_s

私自身はあまりジョブキュー使った事がないのですが、App Engine使ったときには必要に迫られて使ってました。App Engineではプラットフォームで提供されるメッセージキューがあってそれを使ってました。あとJavaEEにも標準でありました。JavaEEのは仕様上あるだけで、実装はJavaEEコンテナの実装次第という点もありますがAPI上は統一されてるのでエンプラ系はこういうの多いかと思います。
SQSはHTTP経由でジョブの出し入れをするので、つなげやすいですし、ロングポーリングで待ち受けることもできるようなのでワーカー側の処理も淡々と処理し続けられるように書けそうです。実行時間制限のあるlamdaからSQS経由で出し入れしてメッセージのやり取りをするのもできそうでした。

ElasticBeanstalkやCloudFormation周りの話 @yuukigoodman

beanstalkもCloudFormationも使ったことなかったので、こういうのもあるんだという感想です。AWSの他のサービス知らなくても使えるようにできてるけど、動いているのはEC2だったりRDSだったりするのでわかって使わないとダメだと聞きましたので、ちゃんと勉強してから使うようにします。

Cloudfront, API Gateway, Lambda の話 @sakapun

某画像配信サイトの話で大量のリクエストをCloudfrontで返している話と、API Gateway, Lambdaの話でした。
(申し訳ありません、競合なシティへv…は知ってた)

Cloudfrontの方はAWSの利用料金のうち大部分がCloudfrontの転送量とのことで、いろんな事情やノウハウについては知らないのですが、国内の転送量が安いorかからないようなサービスで同じような事は実現できないのかなとちょっと思いました。

API Gateway, Lambdaについては、RESTでJSON返すようなサービスを楽に作れるのだけど、Web UIでポチポチやらずにどこまでできるのかなと思いました。API Gatewayは初めて画面見たのですがあんな感じで作れるのは最初は楽でいいですね。

以前にhayajoさんと話して、「LambdaとかレンタルサーバーにPHPとかCGIをFTPアップロードして動かす世界と同じかも」って話をしてなるほどーって思ったのですが、課金の面から考えるとEC2動きっぱなしと違って、動いた分だけ課金なので真のクラウドと言える面は違うんだなと、この時知りました。

Lambdaネタでなにか @npoi

LamdaでSphinxを動かしてs3にドキュメント置くという話でした
。聞いた瞬間、Readthedocsみたいなのじゃダメなの?って思って質問したのですが、Sphinxを使うこと自体が選択の一つなので仕組みを作ってみるのが目的とのことでした。
初めて知ったのですがLambdaといえどもLinuxが動いているので、実行ファイルをzipにいれて送れば動かすこともできるとのことでした。知らなかった!
静的にリンクされた実行ファイルなら動かせるのでGoならいけそうという話になりました。Javaも対応してるのでScalaもいけそうでした。

本気なあなたに送るAWSことはじめ @seijiakatsuka

JAWS-UG東北からゲスト参加して頂いた赤塚さんのセッションです。技術的な内容ばかりのなかこういうしっかりとした運営に向けてのサポートの話は大事だと思いました。
月数万円でAWSについて詳しく知ってるバイトを雇ってると思えば安いという話を聞いてなるほどと思いました。
Trusted Advisorというのも初めて知りましたので勉強になりました。

Amazon SESのメール受信対応でサーバー減らせた話 @civic

Amazon SESのメール受信対応でサーバー減らせた話

私の発表で、以前に話したみまもりケータイの通知をプッシュ通知するという内容の続編です。自前メールサーバー立ててたのをやめて、最近開始されたamazon SESのメール受信→lambda→SNSという流れにしたというセッションです。実際には間にS3はさんでメール本文の保存もしてます。

SES→Lambda→SNSの流れは美しいフローだと思ってて色々と応用できそうで夢が広がります。

ちなみに今回の使い方ですと、SES、Lamda、SNSともに期限のない無料枠があるので課金されるのはS3のみです。保存されるデータなんてテキストでごく僅かなので月に$0.1もかからないくらいです。サーバー停止できたのでこれだけの課金であればサイコーです。

ところで私は「クパァ」の意味をピンチアウト操作の意味で使ったつもりなのですがw、一般的にはクパァの意味はそういう意味の方が多数派なのでしょうか?個人的には半々くらいな意味合いですが、「今回はそういう流れなの?」って反応すぎて困惑した次第です。

Scalaに対する誤解を解く @neko_gata_s

飛び入りLTなセッションで、Scala使っていこうよという内容でした。
個人的にも難しいだけでなく、ベターJava的な使い方もあるよって思ってるので、積極的に使っていきたいです。

NDS Niigataの紹介

これも飛び入り告知的なNDSの新潟版の紹介でした。

まとめ

AWSネタでたくさん集まって色々な話を聞けてとてもよかったです。懇親会はピザが少し余ってしまいましたが、人数の多さで係数調整しないとダメな感じなの痛感しましたね。学生かデニスが少なかったからかな。