LAMPに代わるLJMJ

ちまたでは、LAMP(Linux, Apache, MySQL, PHP)といったオープンソースで固めた環境でWebを提供することが増えているようです。ですが、私の会社の仕事ではあまりありません。Linux, Apacheくらいならありますが、MySQL, PHPはほとんど使っていないの現状です。(私の周りでは、業務系の仕事でオープンソースDBというのは、まだ少ないように見えます。)
Microsoftよりのサーバー群が多い中で、Javaを使うということが多いです。(Lだけ変えたMAMPというのもあるみたい。)

無理やり例えてみれば、MWOJ(Microsoft Windows, WebSphere, Oracle, J2EE)って感じでしょうか(よめねー)。この開発環境をウチの開発メンバーは、ああなるほどねって感じで受け止めると思います。(LAMPなんて言葉も知らない)
流行りのLAMP環境では、小さなサーバーを複数ってことが多いのですけど、高性能サーバーを1,2台というのが多いです。ほんと幾ら掛かっているのでしょうか。

私は、LAMPに次のようなイメージがあります。

  • 軽快
  • ローコスト
  • いかにすばやくサービスを提供するか

一方、MWOJでは、こんな感じ。

  • 重厚
  • 高コスト
  • ブランド・安定志向

MWOJのように、ハイスペックでなければシステムが成り立たないわけではないです。LAMPを扱えるような技術者がいないんです。
でも、顧客はそろそろ言うかもしれないです。LAMPという言葉を知り始めて、「そんなにハイスペックである必要はない」と。

そんなわけで、重厚系のJava開発環境でも、さくっとサービスを提供できるような、スタックを考えてみました。
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Struts開発での考察2

再びStruts開発のサポートをしていて感じたことについて、前回の「Struts開発での考察」に続いて報告です。
今回の開発サポートでは、Strutsでの開発経験がほとんどなく、Struts初心者にいかにすばやく開発を進めるかを考えました。Strutsを学ぶのは簡単ではないというのは、異論がないと思います。でも仕事としてはStrutsを使いこなすのが目的ではなく、客が動かすシステムそのものが全てなので、難しいことは抜きにいかに早く実装するかを重視してみました。

初めにヒアリングした内容では、こんな感じです。開発メンバーはオブジェクト指向なんてあんまり知りません。。。
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携帯サイトの世界

アメリカの大学生より日本の高校生の方が実はかなり衝撃的
衝撃を受けて、危機感を感じてしまいました。
iモードが出来たばかりの頃に、いち早く使ってみて、他人が「そんな携帯で文字を入力するなんて信じられない」というのを尻目に、カツカツ打っていたものです。しかし、爆発的な人気となってからは、むしろ冷めてしまって、携帯といってもパソコンの代わりに簡易的に情報を取得するツールとしてしか考えていませんでした。

パソコンではなくて、あえて携帯」という感覚を持っていないと、今のパソコンを使えないおじさんのように自分がなってしまうような気がしました。

私の周りの仕事という観点から見ると、iモードなんかに人気が出始めた頃は、携帯メール配信や、携帯向けのサイトを作ったりしましたが、最近はさっぱりなくなりました。
どうしてでしょうか?私自身も携帯サイトはあまり閲覧しなくなりました。むしろ、携帯でパソコン向けのサイトが多少なりとも見られるようになってきたから、そっちの方が重要です。

以前は比較的大企業が、携帯向けサイトも提供しているという感覚があったけど、今はかなりの広告にQRコードなんかついていて、パソコンで展開されているインターネットの世界とは別次元の携帯インターネットがあるのだと気づきました。
現状の携帯向けサイトは、大部分がシステムというよりも、コンテンツの提供がメインのように思います。私の仕事はシステム構築が主であって、Webデザインというようなコンテンツを作ることはしていないから、それで携帯の仕事がないのかもしれません。

今後は、携帯サイトはコンテンツを提供するだけではなく、個人と密接に関わるインターネットビジネスとして発展していくのかなぁという感じを想像しました。