モバイルデータ通信のオススメ3つ(2011/3/23時点)

悩みに悩んだモバイルデータ通信契約について3つの案を出してみます。私のオススメはソフトバンクのC01HWです。(スパボ一括の価格次第ですが)

※この記事は2011年3月23日時点での記事です。モバイルデータ通信事情はどんどん新しくなっているので、すぐに古い情報になると思われます。

案1:ソフトバンクC01HW(オススメは5/31まで)
案2:DTIハイブリッドモバイルプラン
案3:so-net bitWarp(EM)キャンペーン(3/31まで)

ソフトバンクC01HW

この案の一番の魅力は契約期間縛りがないことです。モバイルデータ通信は進歩が早く1,2年でガラリともっと魅力的なサービスがでてきてしまいます。そんなときに身軽に乗り換えが可能なプランです。

月額利用料が非常にややこしいのですが、まず定額SIMだけを使う場合1000~4,980円かかる2段階定額です。
ここから、月月割りが24ヶ月適用されるので、2年間は300~3,980円になります。
しかも、5/31までの契約については、「データ定額ボーナスパック」料金割引キャンペーン 第3弾が適用されるので1年間上限が570円下げられるため、300~3,410円になります!(14ヶ月目からは300~3,980円)

通信回線はイーモバイル(従量制のソフトバンクもあるけど)。
上り下りとも速度制限はなし(使いすぎな帯域制限はあり)。

契約の仕方は、5/31までにスパボ一括でできるだけ安く買えることが条件です。
2011/03/23時点で家電量販店に行けば、スパボ一括9,800円くらいで売ってるとこは簡単に見つかります。私は4,800円を目指して待ってましたが、たまたま1円で契約することができました。(ワイヤレスゲートウェイ、SB端末保証、Yahoo!BBforモバイルの加入条件付き。どんだけ公衆無線LAN使えばいいの)1円で端末が購入できちゃいます。

DTIハイブリッドモバイルプラン

話題となったDTIハイブリッドモバイルプラン。人気があって今申し込んでも利用開始は結構遅れるようです。
メリットはドコモ回線のエリアと月額料金2,980円の安さです。ただし月額2,980円といっても通信機器のレンタルが必須で630円かかるので、月額2,980円にはあまり意味がなく、3,610円と思ったほうが良いです。この金額だと前述のC01HWと比べてあんまり価格的な魅力はなさそうです。またレンタルなので2年間借り続けても端末は自分のものになりません。

でも広く高品質なドコモ回線は十分に魅力的です。注意点としては上りの通信速度が384kbpsに制限されています。閲覧係は速度的な問題はないでしょうがアップロード時には影響を受けると思われます。たとえばUstreamの配信など。
日本通信のb-mobileSIMもドコモ回線ですが、こちらは下りも300kbpsなのでそれよりも高速ダウンロードできると思われます。

あと2年縛りなのがちょっと躊躇しちゃいます。
2011/04/04追記:
DTIのハイブリッドデータプランは、適切なサービスが提供できてなくて問題になっているようです。関連記事

so-net bitWarp(EM)キャンペーン

このプランは正式な名称がよく分からないのですが、最近気づいた3/31までのこのキャンペーンです。
イー・モバイルデータ通信端末(リサイクル品)プレゼント | bitWarp(EM) | 高速モバイル | インターネット接続 | So-net

初期費用無料。イーモバイルのSIMカードがレンタルで初月無料、11ヶ月間は2,980円です。DTIと違って2980円以外にかかるのはユニバーサルサービス料ぐらいだと思います。おまけにちょっと古いけどD02HWのリサイクル品がプレゼントされます。これはレンタルじゃないので自分のものになりますね。無線ルーターではないので必要なら自前で用意するしかありません。すでに持っている人には強制レンタルされるよりいいと思います。

通信速度の制限はなさそうなのですが詳細は不明(帯域制限はemに従うでしょう)
1年縛り。割引が1年間なので1年経ったら辞めるつもりで契約すると良いと思います。

DTIのと比べるとエリアはイーモバイルになりますが、料金が安く、1年縛りは魅力です。
3/31までのキャンペーンで期間が短いです。あとWebからではなく「電話でのお申込み限定」だそうなのでご注意ください。

まとめると

どれも魅力的なサービスで迷いどころです。ここで挙げた以外にもエリアよりも速度重視なWiMAXも考えられます。
でも私が良いと思う3つを挙げてみました。
エリア・通信品質重視ならDTI。C01HWのスパボ一括で1円とか4800円があればそれですし、純粋な回線利用だけの安さ重視ならso-netもありだと思います。


効果的な節電について考える

節電を否定するつもりはないのですが、やるならピーク時の節電をすべきです。ピーク時の電力需要が足りないから停電するので、ボトム時の節電は不足した電力供給の代わりになりません。「そうなんだ。でも深夜でも節電はイイ事でしょ?」確かにエコなことは地球的にはそうだと思いますが、実は電力会社的にはツライ状況になります。

まず前提として2つ。

  • 電力は蓄積できない
    →夜に節電して、昼間のピーク時に回すことは出来ない
  • 原子力発電などのベース電力は、簡単に止めたり動かしたり出来ない
    →だから動かしっぱなし

電力需要は1日の中で、波があるのはご存知かと思います。深夜は電気使ってる人少ないし、昼間は使っている人が多いです。季節や天気によって左右されますが基本的にこんなグラフ。
参考サイト:電力需要に合わせた電源の組み合わせ | 電気事業連合会【でんきの情報広場】

 
 
 
この電力需要の山が高すぎて発電所の供給量を超えてしまうので計画停電が必要となる。
「電力は蓄積できない」ので、足りない部分以外で節電しても「計画停電防止には」貢献しない。

 
 
 
それどころか、深夜のボトム時(ピークじゃない時)に節電すると、ピーク時とそうでないときのギャップが大きくなる。


そうなると、(「電力は蓄積できない」ので)必要に応じて発電する電力会社としては、たくさんだったり、少なかったりのギャップが大きく電力量コントロールが大変なわけです。
 
 
 
「深夜の節電は計画停電に効果が薄い?でもエコだからいいでしょ」
確かに節電すればしただけ発電しなければならない電力は減ってエコですし、その意識は素晴らしいことです。
でも、それを運用している電力会社からすると、ピーク時とのギャップが大きくて負担が大きくなります。設備としてはピーク時の発電量を賄うだけの設備が必要となりますが、ピーク時以外は余剰となるため設備の利用率が低下します。それはつまり効率的に運用できなくなることなので、コスト増になり電気代が上昇することになります。

(以前までなら、ベース電力はクリーンな原子力発電を使用することで、火力発電の割合を減らしCO2排出量を減らすと言っていましたが、現状では原子力の方が良いとは言えません)

 
 

 

それよりも力をいれるべきは、ピーク時に節電するなどの「電力需要の負荷平準化」です。電力需要が平らに近くなれば、止めたり動かしたりせずに動かしっぱなしにできます。

 

ピークカット、ピークシフトが良いのは分かりますが、ボトムアップは非エコな気がしますね。でもギャップが減るのは(あまり大きな声で勧められないとは思いますが)電力会社的には助かることなようです。もちろん、深夜の使用量が増えることでそのぶんピーク時が減るピークシフトになればもっとイイですね!それがベストです!
 
 
 
節電するのはもちろんいいことです!でもどうせ貢献するならばより効果の高い貢献がいいじゃないですか。
 
ピーク時におこなっていた電力消費のなかで深夜でもできることがあれば、深夜にやるのがピークシフトになるのでより効果的です。
「ピーク以外は普通に使って、ピーク時に節電する」のが良いと思います。
例えば早朝6時前にご飯たいておにぎり作っておく。6時前に暖房で部屋を温めておいて日中は一切使わない。可能であれば昼夜逆転の生活も効果的ですね。
 
 
 
■参考サイト
日本の電力消費 - 電気事業の現状 | 電気事業連合会【でんきの情報広場】
電力需要の負荷平準化 - 電気事業の現状 | 電気事業連合会【でんきの情報広場】


DTIから格安モバイルデータ通信が!

モバイルルーター業界は、ほんと戦国時代です。DTIからまた新しいサービスがッ!

DTI ハイブリッドモバイルプラン

これはハッキリいって安い!
安さとエリアと速度を全部どりしたサービスでどっかに落とし穴があるんじゃないかと疑うほど。でも老舗プロバイダDTIからのサービスだし。

これと比べると、
・日本通信は通信速度がDTIよりも遅い
・ドコモは高い、縛りあり
・SoftBankはイーモバの回線、エリアだし若干高い
・イーモバはなに一ついいとこなし(エリア、価格、縛りありの面において)
・IIJmioもこれより高いし縛りありイーモバ回線
となってて、イーモバやIIJmioは魅力なしです。

日本通信は縛りなしで低価格と言う面でまだ戦う要素があるし、SoftBankも縛りなしイーモバ回線は戦える。

こんなに優れたサービスなんですが、まだ情報がすくない。注意点として。

・2980円だが、IIJmioみたく端末レンタル(630円)必須なので実質3610円になる。(2980円って価格にいみあるのか?)
→まあそれでも安い

・上りの速度が384kに絞ってある
→まあでも下りは使える

・イーモバみたく2年縛りで契約してから、帯域制限なんて言って月とか日の通信量に制限もたせたりしないよな?
→これはあくまで想像。なんとも言えない

・プロトコルの制限があるのでは?
→実際、ドコモではSkypeなどは公式には使用できないので、その可能性はある。

上りの通信速度は要注意です。実際イーモバなどでそれ以上速度でてるかは微妙ですが。

以上を加味しても、お得なサービスだとおもいます。品質はまだ分かりませんが。

ただ私はいまさら二年縛りに突入するのが嫌なので、SoftBankにしたいかなぁ。端末代次第ですが。

追記:GIGAZINEで詳細について問い合わせていたようです。
FOMA回線と公衆無線LAN使い放題で月額2980円、「DTI ハイブリッドモバイルプラン」の気になる点を問い合わせてみた – GIGAZINE
これによると、帯域制限は現状なしの予定で、プロトコル制限は「P2P」「OP25B(Outbound Port 25 Blocking)」のみと美味しい内容になっていますね。

2011/04/04追記:
DTIのハイブリッドデータプランは、適切なサービスが提供できてなくて問題になっているようです。関連記事