NetBean5.5に追加機能で搭載されている、コラボレーション機能について使い方を調べてみたので、紹介しようと思います。標準搭載ではないのですが、公式モジュールとして提供されているので、簡単に組み込むことが可能でした。
コラボレーションモジュールのインストール
[ツール]-[アップデートセンター]から「NetBeansアップデートセンター」を選んで「次へ」ボタンを押す。(プロキシ構成などは必要に応じて設定する)
下記の「コラボレーション」関係のモジュールを選択して、「追加」ボタンを押す。モジュール11個がインストール対象となります。
「次へ」ボタンを押す。
モジュールの取得完了を待ちます。
「次へ」ボタン押して、証明書を確認して全てのモジュールをインストールします。
「完了」ボタンを押して、コラボレーションモジュールがインストールされます。
メニューに[コラボレーション]メニューが追加され、ツールバー上のボタンも用意されます。
これでインストールは完了しました。
コラボレーションアカウントの追加
メニューの[コラボレーション]-[ログイン…]を選択すると、「コラボレーションログイン」ウィンドウが表示されます。
「アカウントを管理」ボタンを押します。
ここでは、「share.java.netに新しいコラボレーションアカウントを登録する」という前提で記述します。
「次に同意する」をチェックし「次へ」ボタンを押します。
アカウント名を記入します。アカウント名はユーザーIDと違うので比較的分かりやすい名前を記述します。
サーバーの場所を選択します。share.java.netを選択した場合は、選ぶ必要がありません。自分の環境に応じてプロキシ設定を行います。
アカウントのユーザー名、パスワードを決定します。
登録されると次のように表示されます。パスワードを入力してログインします。
「コラボレーションセッション」ウィンドウに自分が追加した連絡先のリストが表示されます。
チャットの開始
上部の「連絡先を追加」ボタンを押します。
コラボレーションしたい人の連絡先を検索して追加します。
連絡先に追加された相手には、承認のダイアログが表示されます。
この図は追加された相手に表示される画面です。
AがBさんを追加しようとすると、BさんのNetBeansに「Aさんが追加しようとしている」といった旨のメッセージが表示されます。つまり追加しようと思ったら、相手の同意が必要だということです。
さて、連絡先を追加したので、その相手とチャットをしてみます。
連絡先から相手を選んで、上部の「会話を開始」ボタンを押します。
確認ダイアログが表示され、チャットが受け入れられると、チャット用のウィンドウが表示されます。
下部の入力エリアに記述して、「送信」ボタンを押すと、メッセージを送信できます。
単なるメッセージだけではなく、JavaやHTML、XMLなどの書式にも対応しているので、ソースコードを見せながらがらチャットする場合に便利です。(色つきエディタとして表示される)