HTMLを隠蔽したWebフレームワークについて

ASP.NETの講習会に参加し、あらためて基礎からASP.NETに触れてみました。
確かに優れたIDEと、Webを意識させない開発は、VBみたいで簡単に作れるように思います。

でも、私はやっぱりHTMLを隠蔽するようなフレームワークは、主流になるようには思えないのです。
GridViewなどは、非常に高機能でHTMLのテーブルタグなどを隠蔽します。
サンプルで作るような場合には確かに便利です。
でも、実際にブラウザに描画されるときは、HTMLのテーブルタグで描画されることになり、テーブルタグとして動作します。
自分でHTMLを出力するとできることが、隠蔽されてしまい、GridViewからはできなくなってしまうことがあると思うのです。

うまく説明できないですが、
SwingのJTableが、GraphicsのAPIを使って、表を描画するというのと、
ASP.NETのGridViewが、Tableタグを使って表を構成し、ブラウザはTableタグを表として描画する。
というのは、大きく動作上、仕組み的にまったく異なります。

ASP.NETに限らず、JSFなどのHTMLを隠蔽するフレームワークは、そのような理由から、あまり普及しないのではないかと思います。


開発中の秀丸6.5系がすごい

まだベータバージョンなのですが、秀丸の6.5系はかなりパワーアップしています。
私が特に注目しているのが、単語補完機能です。

hidemaru.png

ファイル内にある単語から補完したり、辞書ファイルというのを用意することもできます。
近いうちに、各種言語向けの強調ファイルのように、Java用辞書ファイル、HTML用辞書ファイルなんかが公開されていくと思います。
補完候補の表示も、ツールチップとして表示したり、eclipseのようにリストで表示したり、ステータスバーに出したりすることもできます。

単語補完については、今までも様々なマクロが開発されていましたが、本体で対応したほうが、マクロでは不可能なことも対応できるのでいいですね。(自動候補表示とか)


捨てアド生成ならこんなサイトもある

GIGAZINEで10分間で使えなくなる、使い捨てメールアドレスについて紹介されていました。
10分間だけすぐに使える使い捨てメールアドレス「10 Minute Mail」

私は、以前何かで知ったTemporaryInboxというサイトを使っていました。
とりあえずアカウントだけほしいようなサイトでは、ここで使い捨てアドレスをゲットしてました。

TemporaryInboxのサイトに行くと、右上にいきなりメールアドレスが表示されています。
ここに表示されているアドレスが、今すぐ使える捨てアドです。
※注意
このような捨てアド生成サービスは、場合によっては、受信したメールの中身を見られる可能性があります。万一、中身を見られても構わないような、割り切った使い方をしてください。
プライベートなメールアカウントとして使用すべきではありません。

temporaryinbox1.png
(※メールアドレスを隠す必要もないのですが一応)

このアドレスに対するメールボックスを見るには、すぐ上にあるリンクをクリックします。
(または、アドレスをメモして上部の”Check your inbox”をに入力してもOKです。)
temporaryinbox2.png

メールボックスが表示されます。
temporaryinbox3.png

残念ながら、日本語は文字化けするようですが、ブラウザの文字エンコードをiso-2022-jp(JIS)に変えてみると、一応読めました。(IEの場合は自動選択にすると読めるかも)

Firefoxの拡張やIEツールバーもあるみたいです。

2007/05/28追記:
P O P * P O Pでは、TemporaryInboxを含む、よりたくさんの捨てアドサイトが紹介されています。
迷惑メール時代に覚えておくと便利?!使い捨てメールアドレスを発行してくれるサービス17選