iPod touch 入力支援ブックマークレット(iPhoneも可)

ここで提供するブックマークレットは、フォーム入力(主にログイン)を補助するブックマークレットです。「フォームに入力した情報」をブックマークに保存することができます。

iPod touch/iPhone用のブックマークレットはたくさんありますが、その中でもログインを簡単にしてくれるブックマークレットがあります。FON用、BBモバイル用などと色々なものがあるのですが、自分が今まさに使いたいページでそのようなブックマークレットがなければどうしましょう?自分でブックマークレットを作る?それでもいいのですがパソコンがないと厳しいです。

このブックマークレットは、現在表示しているページのフォーム情報を保存するブックマークレットを作成します。つまり、ブックマークレットを生成するブックマークレットです。(ややこしくてすみません)以降のログイン時の入力を簡単にするものです。(ログイン情報はどこにも送信しません。自ブラウザ内で完結しています)

使い方


iPod touch/iPhoneへ通知するには、こちらのURL(//www.civic-apps.com/bookmarklet-if.html)をメールで送信して、そこからリンクをクリックすると楽です。

  1. 入力支援ブックマークレット本体のブックマークします
    ブックマークの仕方は上記の「入力支援ブックマークレットはこちら」のページをブックマーク登録してから、ブックマークの修正でURLの先頭部分(~html?まで)を削除します。長いURLなので先頭まで移動するのが大変ですが、本体の登録は一度きりなのでご了承ください。
  2. 保存したいページを表示し、ログイン情報を入力します
    例えばこんな感じ
    保存したいページのフォーム入力を済ませる
  3. 入力支援ブックマークレットを実行します
    1.で登録したブックマークです。
    入力支援ブックマークレット本体実行
  4. 保存するフィールドを選択するパネルが下部に表示されるので、保存したいフィールドをチェックします。
    フィールドの一覧が表示されます。入力したパスワードは見えます。
    保存フィールドの一覧
  5. 「Bookmarklet化」ボタンを押して、表示されたウィンドウのブックマークを保存します
    about:で始まる別ページが表示されます。実際には空ページで、URLをブックマークするためだけに使用します。再び登録してから、修正で先頭部分(about:)を削除してください。
    生成ブックマークレットURL
  6. 使用する際には、このブックマークを実行するとフォーム入力が復元されます
    実行するブックマークレット
    未入力状態でブックマークレットを実行すると、フォーム情報が埋められます。
    実行結果

※注意
生成されたブックマークレットにログイン情報を持たせるということは、ブックマークをのぞくとパスワードがバレバレです。ipod touchを紛失したりする場合も危険です。その点のリスクを理解した上でご利用ください。(例えばパスワードは全部入力しないとか。だから入力支援なのです。)

技術的な情報

ブックマークレットを作成するブックマークレットを作るのは厄介でした。
JavaScriptの関数として作るのはすぐできたのですが、それをブックマークレット化するのに手間がかかりました。[「JavaScriptのイベントハンドラ」を持ったHTML}を出力するJavaScript]をアンカータグに記述するためにURLエスケープしています。自分でももう、どの部分の文字列リテラルなのかチンプンカンプンです。

ブックマークレット用のURLをipod touchに登録するためには、「URLの前方部分を削って~」のテクニックが良く使われますが、そのために今回のブックマークレットURLをどこかにリクエストしてしまうのは、利用者として怖くて使えないので、ローカルだけで完結する方法を模索しました。
その結果、about:で始まるURLにすることで、リクエストを送信せずにURLをロケーションバーに突っ込むことができました。

すげーの作った。と思ったら、ほとんど同じことを2ヶ月前に完成させていたページを発見!なんという脱力!
iPod touchでフォーム入力補完をするbookmarkletを作るbookmarklet – おぎろぐはてな
でもせっかく何日もかけて作ったものだからアウトプットしておく!ログイン以外にもフォーム入力全般的に使えるし、radio,checkbox,text,passwordに対応しているから。


Jetty記事追加

Jettyにホットデプロイの記述を追加しました。

ホットデプロイって、
デプロイを自動的に行ってくれること?つまりコピーするだけでデプロイできるから楽だよ。
ってことでしょうか?それだけではなく、クラスファイルが更新されたらそれを実行環境に反映できることだろうか?
元々の意味は前者だったような気がするけど、Tomcatなんかはクラスファイルの変更を検知できるよなぁ。

civic site : Jettyでホットデプロイ


「フィッシュ」を読んだ

「フィッシュ」読みました。アメリカのビジネス書には、こういうストーリー仕立てのビジネス書が結構あるんですよね。
フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方
仕事をする元気が出て来ます。愚痴って
いた事を改善する気が生まれます。
読んだ感想としては、なんか翻訳だからかも知れませんが、日本語的に「?」と思うところがいくつか気になりました。でも本を読むのが遅い私でも数時間で読めてしまう軽い読み物です。
この本の中でも書いてある、「態度を選ぶ」という事に共感しました。嫌々会社に出社してこんな仕事やだなーと思ってどんより仕事するのも、なんとか仕事を楽しめないか?と考えて仕事をすのも、自由だー!じゃなくてそれを選択しているのは本人なわけです。

本の中で、パイク・プレイス魚市場の店員ロニーはこう言います。

仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる

今でこそ、日本での転職は一般的になってきましたが、欧米に比べ日本では転職するということは、不利な面も多いと思います。「仕事は自由に選べる」と思えても、実際にはそれに伴う問題がたくさんあります。仕事は選べないと考えたほうが現実的だという考えです。日本での環境にマッチしている考え方だと思いました。
サクセスストーリー的な話の流れは、翻訳文なこともあって、正直ちょっと「うーん。。」と引く感もあったのですが、(アメリカドラマ風。ディランを想像。TVショッピング的)。想像力を働かせて日本版で考えてみると、結構しっくり納得できる内容だと思いますよ。
仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる
私も実践していこうと思います。

読んだ後は、「ふーん」なるほどねと思っていただけだったのですが、私生活になんとなくフィッシュの考え方が影響されるようになりました。“受身的で我慢している被害者”と思っていたことが、“それを選択しているのは自分なんだ”と思うようになりました。面白い。ジワジワ効いてきますね、この本は。