ウィンドウを透過して最前面に置くソフト

ちょっと気になったので、久々にネイティブアプリケーションを作ってみました。
デュアルモニタを使えないような環境で、Excelファイルを参照しながら、エディタで入力が必要なんてときに、わざわざウィンドウ切り替えたりするのが面倒なときってあります。狭いデスクトップ領域を有効に使うために、こんなミニツールを作ってみました。

SetWinTop

setwintop.png

最前面で半透過で表示されるので、参照しながらエディタなどの入力が可能です。
どんなときに使うかと言うと、図を見ながら入力をするけど、参照→入力→参照→入力を繰り返すような場面。ALT+TABでの切り替えが面倒になってくるような。仮想デスクトップでも解決できないので「(多少見づらくても)参照しながら入力」が実現できます。デュアルモニタが最強だけど。

起動で透過&最前面配置。再度起動で元通り。引数で不透過率を指定できます。コマンドライン系のランチャに登録して使ってみてはどうでしょう。(そんなに出番はないでしょうけど。)自分でも使ってみましたが、使いドコロが微妙。。。たまーにこういうのが必要なときがあるんですよ。

ネイティブアプリの作り方も、もうちょっと勉強しないとなぁ。


iPod touch用クリスタルAirジャケットのレビュー

新しいipod touch用ケースを購入してしまいました。
買った商品はこれ。
p1040235.JPG
パワーサポート クリスタルAirジャケット for iPod touch
Amazonでもかなりの好評価のコメントがされています

ケースといっても液晶保護フィルムが2枚ついてくるのでかなりお得な価格設定だと思います。
装着してみた感じはとてもいい感じです。いままではシリコン製のカバーを使っていましたが、ポケットへの出し入れが引っかかってあまり好きではありませんでした。ちなみに今までは使っていたのは、Rix iPod touch用シリコンケースと、iPod touch #101 AR HGです。iPod touch #101 AR HGの保護シートの耐久性がないようなので(詳細は過去記事参照)、新しいものに変えたいと思っていました。ジャケットと保護シートのセットでこの値段だったので速攻で飛びついちゃいました。

箱から出すと、梱包のプラスチックケースにはまっているのですが、まるで空っぽのようです。
カバー

はめ方は簡単です。このぐらい薄いです。ドックコネクタ部分は開放されているようになっています。
はめてみる

スリープボタン部分はこんな感じ。特に押しにくいことはありません。どちらかと言えばシリコンケースのときのほうが押しにくかったです。
とても薄い

こんなに薄いので付けているかどうかは本当に違いが分かりません。ただシリコンケースに比べたら落としたときなどの防御力は低そうです。傷から守るぶんには大丈夫でしょう。取り付け方がツメで抑えているだけなので落としたりすると外れてしまうかも。

見た目のかっこ悪さから、シリコンケースはやめて裸で持ち歩こうかと思っていたところなので、外見を悪くしない最高のケースだと思いました。

パワーサポート クリスタルAirジャケット for iPod touch


エクスプローラからExcelファイルを読み取り専用で開く方法

仕事でLAN内の共有フォルダにあるExcelファイルを開くことが多いんですが、自分が閲覧用に開いた後に、他人が編集用に開こうとして「ちょっと編集するから一回閉じてくれない?」ということがあります。今回紹介するのは、エクスプローラから右クリックメニューに「読み取り専用で開く」を追加する方法です。読み取り専用で開く

ファイルを開くときの排他を回避するには、ふつうはExcelファイル自体の設定を変えて、「保存オプション」で「読み取り専用を推奨する」を指定したり、「ブックの共有」を設定する方法があります。ただ、今まさに開こうとしているファイルがそのような設定になっていなければ、ファイルを変更しなければならないわけで、閲覧したいだけのときには面倒です。そんなときに使える方法です。
 
 
Windows7, VistaではWindows XPの「ファイルの種類」ダイアログがOSから削除されてしまい、「開く」に対応するプログラムしか編集できなくなってしまいました。Windows7, VistaでExcelファイルを読み取り専用で開く方法を探しているかたは、下記のリンクから「Windows7での設定方法」を参照してください。



Windows7での設定方法

やりかた

エクスプローラの[ツール]-[フォルダオプション]-[ファイルの種類]タブのXLSファイルを選択します。
ファイルの種類の編集
こんな感じですでに読み取り専用のメニューはあるのですが、なぜか表示されないのです。ここで[詳細設定]のボタンを押すと、アクション編集画面が開きます。(もしもなかったら「新規…」で以下のように設定すればOKです)
詳細設定
「アクションを実行するアプリケーション」の設定を、
“・・・・・EXCEL.EXE” /e
とします。おそらく/hがついているのを取るだけです。

また、「DDEメッセージ」の部分を
[open(“%1”,,True,,,,,,,,,,,,1,,1)]
とします。Trueを入れるだけです。

あとはおまけとして、「アクション」の末尾に(&R)をつけると、選択時にキーボードでアクセスキーが使えます。

で、これでよいと思いきや「アクションを実行するアプリケーション」の設定がバグのせいか、勝手に%1が付加されてしまうようで、この詳細設定画面からは完全に設定できません。そこでレジストリエディタで
HKEY_CLASSES_ROOT\Excel.Sheet.8\shell\OpenAsReadOnly\command
を開くと
レジストリエディタ
こんな感じで手作業で変更できるので%1を取り除きます。※レジストリの変更は注意してください
これで右クリックメニューに「読み取り専用で開く」が現れました。このExcel本に有益な情報が載ってるようで気になってしかたない…

 

Windows7, Vistaでの設定方法

Windows7,VistaではOSの機能で関連付けを編集する画面が廃止されてしまいました。代わりに別のツールを使って「読み取り専用で開く」メニューを追加する方法をご紹介します。

まずは、関連付けを編集するために、下記のツール「FileTypesMan」をダウンロードしてください。
FileTypesManの配布ページ


ページの後半にある「Download FileTypesMan」リンクからダウンロードできます。64bit版Windowsのユーザーは「Download FileTypesMan for x64」からダウンロードしてください。

適当な場所にダウンロードしてZipファイルを展開後、FileTypesMan.exeを実行すると拡張子一覧が表示されます。上のほうの一覧から、拡張子「.xlsx」を選択します。(Office 2010なので.xlsxが基本になっていますが、古い形式のファイルも対応させる場合は、.xlsにも同じ設定をしてください。)

拡張子を選択すると、下のリストにアクションが表示されます。ここで読み取り専用で開くためのアクションを作成するのですが、私の場合にはなぜすでにReadOnlyというアクションがありました。でもエクスプローラー上では右クリックメニューに表示されないんですよね。。。

なのでReadOnlyアクションを編集することにします。OpenAsReadOnlyをダブルクリックして編集画面を開きます。もしなかった場合には自分で新たに作成してもいいと思います。右クリックして「New Action」で新たなアクションを作成できます。

そして編集画面でこのように入力します。
はじめから存在したアクションとは若干違いました。

Command-Line: “C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office14\EXCEL.EXE” /e
(※お使いの環境によってパスは違います。Excelへのパスです。)

Extended: チェック外す
DDE Message: [open(“%1”,,True,,,,,,,,,,,,1,,1)]
DDE Application: Exel
DDE Ifexec: (空)
DDE Topic: system

これで設定完了です。Windows7でもRead Onlyメニューを表示させることができました。.xlsも同じように設定してください。

もし、この記事を参考にして、設定ができた場合には、以下のボタンで、Twitterでの共有や、Facebookでいいね!をしてもらえると情報共有になって嬉しく思います。


 

 
それでは快適なExcelライフを!

参考サイト:Microsoft Officeファイルの「読み取り専用で開く」をショートカット化