どこでもWi-Fiがいよいよ発売

3月5日に延期されたどこでもWi-Fiがいよいよ発売されますね。Amazonにも登録されました。




「どこでもWi-Fi」は分割払いで月々1980円。
一括払いなら月々980円で定額データ通信できます。

どこでもWi-Fiの魅力は、W-SIM内蔵によるすっきりさと月額料金の安さ。イーモバイルのUSB端末をぶら下げるのとは、すっきり感が違います。
2年契約の月額料金は、分割の場合、初期費用4,800円で月々1980円。一括の場合、端末代28,800円で月々980円。月々980円で定額なんてかなり安いです。(ただし他社のパケット定額と比べてはいけません。通信速度が違います)
一括でも分割でも支払い総額は一緒なのですが、初期費用を払う余裕があれば、一括の方がカードのポイントなどが沢山ゲットできるのでオススメです。月々の支払いも980円になって精神衛生上よろしい。

欠点はやはり通信速度の遅さ。せいぜい100kbpsでれば良いぐらいでしょう。そんなわけで用途としてはテキスト系の通信をメインにするのがよいでしょう。どこでもTwitterやテキストメール程度ならこの速度でも使えると思います。メールもIMAPを使うのが理想的かもしれません。
ウィルコムストア

モバイルWiーFiルータ「クティオ」

また良いのが出た!イーモバイルデータ端末と接続するタイプのWi-Fiルータ。PHS3000みたいなタイプ。

モバイルブロードバンドアクセスポイント「クティオ」

特筆すべきは定額料金の安さ。
端末本体がいまなら9,870円で、月額料金が2年契約で3,980円(端末レンタル料金+基本料金)で使える。これは通信速度がWILLCOMよりもずっと高速なことを考えれば、かなり安い。イーモバイルの定額データ通信でも上限ではここまでは安くならないのに。
WILLCOMのどこでもWi-Fiは端末代金4800円で、月額料金が2年契約で1980円。2年目以降は現時点では不明。金額だけ見ればこっちのほうが安いけど、通信速度も考慮すれば決して高くない。

あとの違う点としてはバッテリー。
どこでもWi-Fiはエネループを使うので少々かさばるが、バッテリー交換などは安価だ。連続使用2時間程度。
クティオはリチウムイオンバッテリーで100分の持つみたい。おかげで薄型になっている。

どこでもWi-FiはW-SIMを使うので、無駄な出っ張りなんかがないのはスッキリしている。
クティオはCFカードタイプや、USBタイプのデータ通信端末と接続して使うので少々邪魔だ。でもPCで使うときにはこの方が便利かもしれない。

クティオみたいなのは、まだまだ新製品が出てきそうですね。もうデータ通信モジュールも内蔵したものが出てくると思います。そのほうがスッキリして良いでしょうし。

Moblin2をAspire oneにインストール

Linux MIEを入れたついでにこの間ニュース記事になっていたMoblin2もインストールしてみる。Atomに最適化されたネットブック用OSとして、どれぐらいのもんか試してみる。

はじめに結論だけ書いておくと、「起動は信じられないくらい速くてびっくりした!」

Moblin2はここのサイトからアルファ版を入手。

The Alpha release is available at:

と書いたところから、isoイメージをゲット。実際にダウンロードした場所はhttp://repo.moblin.org/moblin/releases/test/alpha1/images/にある、moblin-netbook-core-alpha1.isoとしました。

このisoファイルをUSBメディアに書き込みます。Windows上でisoファイルを書き込むツールとしては、unetbootinというツールが便利。(これはMoblinと関係なく便利なツールです)

そして、Aspire oneでブート時にF12キーを押してブート。ブート方法の選択を選ぶと、まずはUSBメディアから起動することができます。これはUbuntuのLive CDと同様なんですが、あまりの起動の早さに驚きました。Aspire oneで30秒かからずに起動します。(ブート方法の選択から、デスクトップの壁紙表示まで)

これは、HDDにインストールしてみたらもっと期待できそう。ってことで計ってみるとブート時のBIOSの画面から、デスクトップの壁紙の表示まで20秒程度の軽快さ。

インストールされているソフトウェアが極小だというのもあると思うのですが、パソコンとは思えない速度で起動します。