Chrome OSのビルドとインストールについて

Chrome OSがリリースされた!ってことで、早速、ビルドとインストールしてみた!

chrome-os-1

基本的には、
http://sites.google.com/a/chromium.org/dev/chromium-os/building-chromium-os/build-instructions
のサイトで解説されていることを載せています。

ソースは、こちらからダウンロード
「Method One: Download the code directly」というところの、tarballからダウンロード。

ビルドする環境は、
Ubuntu (Hardy 8.04 or newer, Karmic 9.10 recommended)
だそうです。
私はビルド自体をVMware内のUbuntuで行いました。

ダウンロードしたtarballのソースを展開
tar xvf chromiumos-0.4.22.8.tar.gz

そのフォルダへのシンボリックリンクをユーザーホームに配置。
ln -s /home/myUser/chromiumos-0.4.22.8 ~/chromiumos

スクリプトディレクトリに移動
cd ~/chromiumos/src/scripts

ローカルリポジトリ作成
./make_local_repo.sh

ビルド環境構築
./make_chroot.sh

次に(ブラウザの)Chromeのビルドが必要なんですが、これは必要なバイナリをダウンロードしてビルドを省略可能。
このページの中ほどの、「Download Chromium binary」の、Download the binaryから、chrome-linux.zipのダウンロード。
mkdir -p ~/chromiumos/src/build/x86/local_assets
というディレクトリをつくって、そこに、chrome-chromeos.zipという名前で保存

ビルド環境に入る
./enter_chroot.sh

パッケージのビルド
./build_platform_packages.sh
./build_kernel.sh

イメージのビルド
./build_image.sh

イメージをUSBメモリにコピー
./image_to_usb.sh --from=~/chromiumos/src/build/images/SUBDIR --to=/dev/USBKEYDEV

(SUBDIRは、自動生成されたビルドイメージのディレクトリ。USBKEYDEVは、USBメモリのデバイス。sudo fdisk -lなどで確認。)

USBメモリではなく、VMwareイメージを作る場合は、
./image_to_vmware.sh --from=~/chromiumos/src/build/images/SUBDIR \
--to=~/chromiumos/src/build/images/SUBDIR/ide.vmdk

ログインはGoogleアカウントです。
シャットダウンは分りませんw

設定画面なんかは、Chromeのオプション設定画面でやるようにもみえる。
chrome-os-2

USBにイメージを書き込むときは、USBメモリ(1GB)の相性が悪いのかなんなのか分らないが、最初書き込めなかった。別のUSBメモリ(16GB)にしたら成功したので、結構イメージの容量が大きかったのかも知れないです。

関連サイト:http://d.hatena.ne.jp/showyou/20091120


Excelの表データをWordに差し込んで大量印刷

Twitterで「Excelの表データをWordに挿入したい」という話が出ていたので、具体的にどうするか考えてみた。たぶん、Excelをデータソースとして、Wordのフィールドに取り込めるんだろうとは思ったけど、実際やったことがなくて、それでいて結構需要があると思ったので解説記事を書いてみた。

まずは、データの元となるExcel表を適当に作成してみる。このデータをWordのテンプレートに挿入するイメージ。
excel

そしてWordのテンプレートを適当に作成。
word1

差し込み文書タブの、「宛先の選択」ー「既存のリストを使用」を選択
word2

データファイルを選びます。ここで先ほど作成したExcel文書を選びます。
word3

Excel文書ファイルを選択すると、どのシートから読み込むか選択します。今回はSheet1です。
word4

これで、ExcelデータをWordに差し込む準備ができました。「差し込みフィールド」の挿入から、Excel表の列を選ぶことができます。(列は自動でイイ感じに設定してくれるようです)
word5

どんどん挿入していきます。
word7

挿入してから、「結果のプレビュー」を見ると、Excel表のデータを挿入した結果で表示することができます。
word8

最後に、「完了と差し込み」ー「個々のドキュメントの編集」を選択し、
word9

差し込み対象のレコードを選択します。今回はExcel表の全レコード(全データ)を対象とします。
worda

Excel表のデータが挿入され、それぞれのページが自動生成されました。
wordb
今回は文書として生成しましたが、そのまま印刷することもできます。

これを基本として、さまざまな差し込み方法ができるようです。
Office2007の機能で書いていますが、もう少し古いOfficeでも同様の機能があるんじゃないかと思います。(未確認)


格安タッチパッド(TK-TCT005)速攻レビュー

こないだ報告した格安タッチパッド届きました。


想像してたよりもずっと小さかった。画面いっぱいを縦横無尽に移動するには狭すぎるかな。
それにノートパソコンのようにキーボード手前に置きたかったから、このケーブル位置は不満。結局マウスのように右側に置くことになるのか。


ドライバの設定画面。結構項目があるようなんだけど、一項目あたりの設定が、ON/OFFくらいかないのは残念だ。ジェスチャーに対する機能を自分で設定できたりすれば最高なんだけど。たとえばキーボードマクロとか。


一応、マルチタッチで2本指、3本指でのジェスチャーで機能を使える。使える機能はほぼ決まっててON/OFF程度の設定できる。Synapticsでいうところの、ドラッグロックとか、ドラッグ中のスクロールとかないとドラッグできなくて困る。

あと、やっぱりノートパソコンのタッチパッドは結構考えられてるんだなって痛感した。キーボードの手前に置いても、結構高さがあるから、キーボード入力中に触れてしまう。ノートパソコンでもそれを嫌がってタッチパッド切ってる人もいるぐらいなのに、こういうUSBタイプのものだとパームレストのない位置に突如としてあるから、その高さが違和感。やっぱりマウスの位置に鎮座することになりそうだ。(ホームポジションから近いのが望みだったのに)

とはいえ、狭いスペースでも使えるマウス代わりに使ってみても良いかもと思った。


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