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グレイジョイの事は嫌いになってもシオンは嫌いにならないでください(3章ラストまでのネタバレあり)

第5章までみたのですが、シオン・グレイジョイに「それはダメだろ〜」という気持ちがある一方で、シオンの気持ちになって考えると仕方ないのだという考えにもなってきたので、聞いてください。

※この記事はゲーム・オブ・スローンズ第3章ラストまでのネタバレを含みます。ご注意ください。

シオン・グレイジョイについてあらすじ

グレイジョイ家の反乱の結果、幼い頃からスターク家の人質になるも城主エダード・スタークには良くしてもらい息子同然の待遇で育てられた。
長兄ロブ・スタークとはお互いを理解し合う兄弟同然の仲だった。シオンはスターク家の戦略のために実家グレイジョイ家に同盟の遣いとして向かう。
結果、シオンはスターク家を裏切り、スターク家のウィンターフェル城を乗っ取った。幼い頃から世話になった家来たちを惨殺。
最終的にはシオンは捕らえられ、ひどい拷問に受け、自分の愚行を後悔する。

考えよう

確かにシオンの行動が愚か過ぎて自業自得な気持ちもあるのは分かる。分かるけど、ちょっとシオンの気持ちにもなって考えてみよう。

幼少期

シオンが人質になったのは、グレイジョイ家が反乱を起こしスターク家に負けたため。スターク家は二度と反乱など起こさないように幼い後継者シオンを人質にとった。
この時点ではシオンはまだ子供で自分で人生を選択していない。親が起こした反乱のせいで人質になってしまった不幸な子供だ。
だがエダード・スタークは良い人なので息子同然に育てるし、家来のロドリックも武術をロブに教えた。人質の身分ではあるがロブと仲良くお互いを尊重しあってたくましい青年に育つ。
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スターク家の忠臣として

エダードが捕らえられた時にはロブに仇を討とうと一緒に立ち上がる。アンバー公とロブが喧嘩で一触即発な時には剣を手にロブを守ろうとするし、ロブが北の王になった時には命を捧げると忠誠を誓う。
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この時点では完全にスターク側の忠臣として忠義を尽くしていた。だが周りの人物には「人質=捕虜同然だろ?」「(スターク)家の事に口を挟むな」とも言われ、完全には信頼されてない面もあった。シオンからすれば「俺は心からスターク家に感謝してるし、忠誠も尽くしてるのに!」って気持ちだったのでは。
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今まで自分を育ててくれたエダードが死んでからは、彼の人生は大きく変わる。

グレイジョイの使者として

戦争が不利になると実家グレイジョイ家と同盟を結ぶことをシオンは提案。その使者としてグレイジョイ家の唯一の後継者の自分が行くと。

人質だったものを使者として戻すのは帰ってこない可能性が高いし、グレイジョイ家の復讐を抑える抑止力になっていたはずなので危険だ。ロブの母は止めたシオンとロブは幼い頃から育った仲だったので信頼していたロブは送り出す。
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この時点でのシオンは、「スターク家に信頼を得られるチャンス!頑張って同盟成立させてみせる」って意気込んでた。また「後継者の俺が鉄諸島に帰るんだから、みんな喜んで歓迎してくれるだろうなー」と楽観的に思っていた。
シオンが人質になったのは幼い頃だし、グレイジョイ家がまだスタークを恨んでいるとまでは心から理解できてなかった。

家に帰ったシオンは歓迎はされない。同盟は拒否。スターク家に寝返った裏切り者扱い。「裏切りってか、子供の俺を敵に差し出したのは父上だろー!」って反発。
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シオンにしてみればスターク家の環境にいて育てられたは自分の選択ではなかったのに、裏切り者扱いは悲しかった。スタークにいては信頼されない人質。グレイジョイに戻っても裏切り者。悲しい。誰も認めてくれない。

グレイジョイ家はここぞとばかりに再び北部を攻めることにする。シオンはスタークと同盟を結ぶべきと思っていたのだが、自分はグレイジョイ家の後継者。認めてもらうためにスタークを本当に裏切る決心をする。

シオンはこのさきも軽率な事を繰り返すが、本当に道を間違ったのはココだけだと思う。ここさえ間違わずに交渉失敗でロブの元に帰れば成果の評価はされないものの現状維持はできたはずだった。

でもシオンは実の父に、姉に、鉄諸島の民に、後継者として認めてもらいたかったんだ。。。シオンはスタークの人ではないんだ。。。

ここから先は完全に間違った道を歩むことになります。

グレイジョイ家として

鉄の民として生きる決心をしたからには、部下にもなめられないように結果をださなければならない。。。ウィンターフェルを奪って評価を得たい。。。奪ったウィンターフェルで捕虜に侮辱されたら、たとえそれが自分に武術を教えた恩師であっても首を切らなければならない。そうしないと部下に笑われるから。。。
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もう発狂しますよ。ホントは生かしたいけど目の前に部下が動向見守ってるし。。。

第1章1話のエダードの斬首を思い出そう。大剣のひと振りで潔く実行できたのに、一方のシオンは、これまたなにをやってもうまくいかない。。

グレイジョイのために精一杯ウィンターフェル城を奪うも、父も姉も評価してくれない。スターク側が激怒して奪還しにくる…。姉は一緒に鉄諸島に帰ろうというが、そんな事したらもう誰にも認めてもらえない…。もう無理…。

メイスター・ルーウィンはシオンの本当の気持ちをわかっていた。
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「お前は本当はそんな悪人じゃないはずだ。逃げてナイツウォッチになれ」と勧めるもシオンは断る。
ナイツウォッチには(自分が蔑んできた)ジョンがいる。

シオンは潔く戦って華々しく死ぬことを選ぶ。
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部下を鼓舞していざ散ろう!とテンション上げてたけど、部下はついていく気はなく裏切られ、身柄を引き渡される。
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敵ボルトンは「シオンの身柄を渡せば、鉄諸島の民は無傷で返してやる」と伝えていたから。。。

そしてシオンは拷問を受け、洗脳される。

シオンは悪かった

シオンは確かに間違った。馬鹿だった。でも同情する気持ちもあります。幼い頃から人質となりどっちつかずな人生。
エダードが死んでからは守ってくれる人もいなくなり、自分の人生を切り開こうとした。

シオンは悪かった。でもこうなったのはエダードが捕らえられて戦になったことが悪かった。なんで戦になったのか?エダードが殺されたからだ。なぜエダードは殺されなきゃいけなかったのか?エダードは王の血筋について詮索しすぎたし、キャトリンがティリオンを捕らえたからだ。キャトリンがそんな事をしたのは、ブランが城壁から落とされたのはティリオンのしわざだと思ったからだ。

つまりブランが「城壁登るな」という約束を守っていれば、シオンは忠臣のままだったし、スターク家は安泰だった。ブランのせいだ!

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