「My Job Went To India」を読んだ

久々の書籍紹介記事。

「My Job Went To India~オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド ~」という本を読みました。これは開発者がプログラマとして生きていくために非常に参考になるお話だと思います。インドでオフショア開発を経験した著者が、これからのオフショア時代に国内のプログラマとして、どうすれば生きていけるかを指南しています。

ただいわれ通り作るだけのプログラマでは、人件費が格安な中国・インドのプログラマに仕事をとられてしまうのは当然です。だからSE、マネージャーとしての道を歩むのも一つの手ですが、プログラマというのもクリエイティブでやりがいのある仕事です。すべてが誰にでもできる単純作業ではありません。「じゃあ、何をすれば自分の大好きなプログラマとしてこれからも必要とされていくのか」を情熱的に語っていますよ。

他になにも知らないことがスペシャリストだって勘違いしていないか?

自分が「J2EEのことしか知らない」というのを、「J2EEのスペシャリスト」だと勘違いしていないか?自分が知ればよい範囲を勝手に決めつけてそこで満足していないか?コンピュータが動くすべてのことに疑問をもって「なぜ、これで良いのか?」と追求しなければ深い知識は得られない。なにか問題があったときに「そんなはずはない」とか「これより先は自分では分からない」という人よりも、どこまでも原因を追及できる人が今も未来も求められている。

自分の人生を他人任せにするな。J2EEのアーキテクトになりたい?

「J2EEのアーキテクトになりたい」などというベンダーの技術に頼り切った技術者になるのはリスク大。なぜJ2EEが動くのか、JBossなどのオープンソースプロダクトのコードを少しでも読んで、「なぜこの設定が必要なのか」まで深く理解する必要がある。

使える時間はわずか8時間!やってやってやるしかない

これは私も同感なのだがダラダラと10時間働くのではなく、常に緊張感をもって8時間で仕事を終えなければならないという気持ちで働くべき。ITは知的労働な部分が多いから、指さえ動けば10時間でも12時間でも机の前に座っていられる。しかし脳はそんなに長時間の集中力を維持できない。10時間机の前にいても効率的に働いている時間はもっと短い。早めに仕事を終えて帰る人を「もう帰るのかよ」と足を引っ張らずに、自分が8時間で仕事を終えるために、なにを効率化しないといけないかを考えなければならない。

ここで紹介したのはほんの一例。参考になるエピソードがたくさん載っています。

これは良い意味で書いてあるのだけど、海外の労働者はアメリカの技術者よりも貧しい環境にあるけども、それでも幸せを感じていて、家族を楽にするために必死で勉強しているということを忘れてはいけない。

My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド
My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド
プログラマ必見の心得書


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)